4k144hzモニターのGX28を買いました。のでレビューとか。
なぜGX28にしたのか
すっごい簡単にまとめると、以下の要素を満たしてたから。
- 4Kであること(主にMac用)
- 144hzであること(主にPS5用。正確には120hzで十分だけど4Kで120hzジャストのモニターはたぶんない)
- Type-C給電に対応してること(Mac用)
要するにMacとPS5に両対応できるつよつよモニターだから買った。
もうちょっと詳しく言うと、今まではDELLの27UL500-W(4k 60hz)を利用していた。んでMacBookとかPS5とかSwitchとかFireStickとかを接続してた。この製品は映像入力が3ポートしかないのでHDMIセレクターを別途使用してた。
Macはクラムシェルで運用してたのだけれど、Macに給電と映像出力で2本のケーブル挿すのごちゃごちゃするな……と思ったので最近流行ってる映像出力と給電を1本でできるモニターを購入しようと決意。
今まで144hzを使ってなかったので別に用件としては60FPSでも良かったけど、4KとかRetina画質に慣れてたから高解像度はマストだった。
でもなーせっかく買い直すなら長く使えるようにつよつよモニター買おっかなーと悩んだ末に144hzモニターを買うことに。
んで条件満たす中だとJapannextのGX28が一番安かったのでこれにしました。
ちなみに今はFireStick使ってません。PCで十分だった……。
映像出力について
映像入力はHDMI(2.1) / HDMI(2.0) / DP(1.4) / Type-C(3.1) の4ポートがある。
うち4k144hzを出力できるのはDPとType-Cだけなので注意。HDMI(2.1)は4K120hzまで、2.0は4K60hzまで(公式情報)。
あくまでも公式情報と書いたのは、HDMI(2.1)は規格上は4k144hz出せるはず……。
一応書いておくとWQHD(1440P)以下の解像度なら全部144hzは出力できる(はず)。
私の場合はPS5はHDMI(2.1)、SwitchはHDMI(2.0)、MacはType-C、WindowsはDPに繋ぐのでかなりちょうどいい。
Amazonのレビューで尿液晶とか書かれてるが流石に大袈裟だと思う。DELLと比べると確かに青味が薄いのは事実だけれど、昨今のディスプレイって青味が強ければ白い!という主張が強い気がする。別に気にならない。
PS5との相性は最高……じゃないけど良い!
公式で対応を謳ってるだけあって最高……と言いたいけど、アップデートで追加されたALLM(Auto Low Latency Mode / 自動低遅延モード)とVRR(Variable Reflesh Rate / 可変リフレッシュレート)には対応していない。まぁALLMは低遅延モード/高画質モードがあるようなテレビ向けの機能なので対応してなくてもいいんだけど。
VRRはたとえば……120Hz出力できるけどそれが安定しないゲームがあったときでもなるべく綺麗に見せたり、もしくは120Hzも出せないけど70〜90hzくらいならなんとか……というゲームで70〜90を綺麗に出せるようになる。
ここら辺は以下の記事が詳しい(少し前の記事なので紹介されてる製品は古いので注意)。
このモニターに関して正確を記すならVRR機能はあるがPS5のそれには対応していない(2022/08/23現在)。
公式サイトにはアップデートで対応予定と書いてある。書いてあるが……。アップデートはモニターを郵送してねって書いてある。自分でやらせてくれないの……?
長々と書いたが、PS5との相性は良い。HDR10にも対応してるし。ゲーミングモニターとしては十分及第点だと思う。
OSDには不満
OSD(設定画面)の操作ボタンがすげー使いづらい。なんで背面にあるんだこれ…?
まぁ背面にあることそのものはいいんだけど、ボタンが縦に5個並んでるので今触ってるボタン……なんのボタンだこれ……?ってなる。
しかも表面にこれは○○の機能があるよ!とかそう言う表記もないので逐一「えーこれは上から何番目だから……」と確認しながら押している。
電源ボタンが独立してるのは嬉しい人には嬉しい。このモニターは映像未入力のとき、最初に入力があった映像に切り替わるのだけれど、Macを繋いでると何かの拍子に(マウスが動いたりして)点いちゃうから電源をワンボタンで消せるのはありがたい。
電源ボタンを抜きにしてもOSD操作に関してはDELLの下部の十時ボタン式が好きだったな。
というわけで今は100均で買ってきたシールをつけて判別している。センターのボタン(下移動ボタン)につけてるけどこれつけるだけでかなり違う。
スピーカーは本当におまけ
一応、モニター入れ替えにあたってデスクのごちゃごちゃを片付けるというのも一つの目的だった(Type-C給電にこだわったのもこれ)
だから別置きのスピーカーも撤去できればいいなーと思ってたけど、ほんとうにおまけレベルの音質なので期待しない方がいい。音質にこだわってない人間でもきついと思った。
なので今はAmazon Basicsのスピーカーを設置している。
コンパクトだし、音質も値段の割にはかなり良い。
ただし光る。個人的には光る要素は全く要らない1ので、分解して光らないようにしてる。
総評
細かい不満点はあるけど、長く使っていくことを考えると慣れで収まる範疇は多い。
これはキツい、というのは入力端子ごとに表示の設定を変えることができないことかな。例えばPCを操作するときは明るさを落としたいけど、PS5は明るくしたい、とか。
逆を言えば「夜だから明るさを落とそう」で落としたら他の入力にも反映されるってことだから、そこは一長一短。でも色彩設定とかは入力ごとに変えたいことを考えると短所のほうがでかい。
Type-Cが使えたりDisplay Portがあったり、細かい条件が合う人にとってはマストだと思う。
逆に、「Type-Cなんかで繋ぐかよ」って人は別にゲーム特化のHDMI2個DP1個くらいの方がコストが少なめでいいと思う。GX28はMac/Windows/PS5/Switchを持ってる人用という印象が強い。
- 光ってもいいけど、常に光りっぱなしになるのはやめて欲しい ↩