つまりこれがゲーム用最強のワイヤレスイヤホンってわけ 【VR P10】

Anker製のTWSイヤホン1、VR P10 を購入しました。これでゲームするのサイコー

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専用ドングルが嬉しい

このイヤホンの特徴を言うとこれに尽きる。専用ドングルがあるからめちゃ低遅延らしい。公称30ms。ちなみに1秒が1000msで、つまり0.03秒です。

実際使ってみるとまったく遅延とか全く感じずにゲームできる。しかもUSBドングルなのでUSBが挿さる機種なら全部使える。つまりPS5でもTWSイヤホンでゲームできる。2

USBドングルなので付け替えればPCやSwitchでも手軽に使える。挿し替えるのが手間と感じるかは人や環境次第かな。私はあんまり感じない。

ちなみにVRという名を冠しているだけあって、実はVRヘッドセットであるMeta Quest2(旧Oculas Quest2)に公式対応していて、本来はゲーム用というよりMeta Quest2用。

ドングルにはUSB-Cのオス/メス両端子がある。このうちメス端子は電力供給用の端子になる。これに関しては公式の写真がわかりやすい。

画像では給電はMeta Questのみとなっているが、少なくとも手元のiPadやAndroid端末で試したら給電できた。まぁできるかできないかとサポートしてるかしてないかは往々にして別なので……。

ちなみにドングルの形状的に、iPadのケースと干渉しました。しっかり刺さないといけないので、USB端子部分のスペースに余裕がないケースをつけているならL字型のコネクターがあると嬉しい。

私が持ってるのはこれ

Bluetoothもあるよ

専用ドングルだけじゃなくてBluetoothによるペアリングも可能。

面白いのはドングルでゲームをしながら、スマホでLine通話して、それを同時に聞けるということ。

PS5のパーティ機能以外で喋る人にはいいかも。LineとかDiscordとかね。

ただ、注意して欲しいのはドングル/Bluetoothを同時に聴けるのはBluetooth側が通話時のみ。

つまりYouTubeを見ながらゲームの音も聴くというのはできない。その場合はBluetooth側の音が優先される。

まぁドングルだけじゃなくて逆にBluetooth単品でも使えるからおでかけ用に使えなくもない……。

本当はVR用?

VR P10という名称が示す通りVR用。Meta Quest2と併せて購入しました。

Meta Quest2には有線イヤホン端子もあるが、やっぱりケーブルがないというのは非常に快適。給電用のケーブルをつけるとたぶん鬱陶しいが、今のところ利用していない

Quest側もイヤホンも、マメに充電してるし、やるゲームがBeat Saberしかないので1時間くらいで終わるんだよな……。

ただMeta Quest2用を謳うならドングルの端子が給電専用じゃなくてデータ通信もあって欲しかったなぁ〜〜〜とは思わなくもない。

技術的に難しいのかもしれないけど、今の世の中でVRヘッドセット使う人ってPCに全く繋がないって人は少ないだろうし。

バッテリー持ちは不満

4時間くらいで”Battery Low…”とか警告がくる。公称6時間だけど、それより早く警告が来る(なので実際はもうちょっと持つかもしれんが……)

4時間って十分なようで結構短い。例えば休日の午後2時から6時までゲームすれば4時間だし、大学生とかだと午後10時から午前2時くらいまでゲームするの普通にありそうだし。

公称6時間が遺憾なく発揮してくれればな〜とは思う。バッテリーの短さに関しては私以外にも言ってる人は多いので個体差は少なそう。

ケース自体の持ちは良くて、イヤホン自体を2〜3回使った後でも警告が来なかったのでそこは嬉しい。

細かい使用感とか

TWSはAirPods Pro(第一世代)しか使ってないので比較対象がそれしかないけど、すごい音質が悪い!とは思わなかった。低音がやや強め。

気になる人は公式アプリでイコライザーを調整できるのでいじればいいと思う。

ANC3や外音取り込みはない。カナルタイプでかなり遮音性が高いのでANCはそもそも必要ないとは思う。個人的には外音取り込みが欲しいタイプなので、外の音が聞こえないのはちょっと怖い。現状のバッテリー持ちで

アプリを入れるとちょっとカスタマイズできる。スーパーヒアリングモードというFPS特化モードがあるが、これは高音をめっちゃ薄くして低音を非常に強くする。

使い続けたら味があるけど、別にこれしなくても勝てるな……と思ったので私は使ってない。

ちなみにケースが大きい。持ち運ばないので私は気にならないけど、家でゲーム用に、外ではBluetoothでスマホに繋ごう!と思ってる人は一応気にした方がいいかも。

この大きさならケース自体のワイヤレス充電があってもいいかなと思うけどない。端子はイマドキのType-Cなのでそこは安心。

同じようなヘッドセットと比較すると……?

🎧ゲームオーディオに悩んでる人に捧げるヘッドホン

前に同じようなヘッドセット(USBドングル&Bluetoothのマルチ接続)もレビューしました。SteelSeries のArtics Nova 7P です。

こっちはお値段倍くらいするんですが、比較するとどうだって話。

まず、ヘッドセットはMeta Questには使えないです。物理的に被れないだろうし、激しい運動もできない。

それ以外だと一長一短です。Nova7PはBluetoothの音を通話以外でも拾えるので、例えばYouTubeを見ながらゲームをプレイ可能です。

いい点はバッテリー。こっちは公称38時間。限界まで使ったことないから実測がどれくらいかはわからないけれど、少なくとも使っててバッテリーに困ったことは一度もない……。

あと、ノイズキャンセリングはないけれど外音取り込み……に近いサイドトーン機能がある。これは本当は自分の声を確認するための機能だけど、周りの音を取り込むのにも使える。

逆にヘッドホン故に遮音性はない

VR P10 はイヤホン故の遮音性と、ヘッドホンと違って髪に影響がないことかな。出かける予定がある時にヘッドホンはしたくない……。

総評

十分な音質、超低遅延のドングル接続に加えてBluetoothでの通話など、ゲーマーに嬉しい機能などで15,000円はかなりコスパが良いです。

気になる点はバッテリーの持ちのみ。あと人によってはケースの大きさも気にしていいかも。

同機能を持つヘッドホンと比べると髪がぺったんこならないところと、バッテリーの持ちが短い一長一短。良くも悪くもめちゃ手軽に使えるゲーミングデバイスと言った感じ。

私は買って後悔してないです。おすすめです

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  1. TWS…True Wireless Stereo。つまり完全分離型のこと
  2. PS5はBluetoothオーディオに出力できないので、普通にTWSイヤホンは繋ぐことができない
  3. Active Noise Canceling … アクティブノイズキャンセリングのこと。一言で言えば環境音を消す技術

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