DualSense Edgeを購入して半年くらい経ったのでレビューします。
3万円台でもコスパが良かったのでDualSense Edgeを選んだ
PS5用コントローラーであるDualSenseは約1万円程度するのに、そのスティックにはドリフトが発生する問題があります。
DualSense Edgeでもその問題があるとは思いますが、対策としてスティック部分そのものが交換できるようになっています。スティック部は2000円程度で販売されており(コントローラーそのものの買い替えと比べれば)安価です。
PS5初期から使い続けて3台目のコントローラーにドリフトが発生した時、流石にランニングコストを考えてDualSense Edgeを買うことにしました。

まじで背面ボタンはすごい
DualSense Edgeを買うとしても、背面ボタンを使う事は無いだろうなと思っていました。理由は以下の通りです。
- 背面ボタンがなくても、スティックから親指を離さずに十字キーを押せる
- 今まで使ってきたコントローラーが、極み、背面ボタンが押し辛かった
私はいわゆる『モンハン持ち』を常にしてるので、基本的に十字キーとか⭕️とか✖️とか押せます。なので別に背面ボタンは要らないかな〜と思いながら購入。

そもそも背面ボタンを使う気が起きなかった理由は、今まで使ってきたコントローラーの背面ボタンがしょっぱかったというのがあります。
というのも(いまだ多いですが)ほとんどの背面ボタンは、どちらかといえば背面パドル的な感じで、押すというより『握る』という動作が必要なんですよね。
モンハン持ちは中指でR2/L2を押す都合上、パドルに薬指を割り当てるともうグリップが最悪です。

しかしEdgeでは引っ掛けるように押すボタンが利用可能です。これは意外にもモンハン持ちと干渉しません。
しかしモンハン持ちなら全てのボタンを押せる都合上、やっぱり背面ボタン要らなくね?と言う意見も出ると思います。
ただApexをはじめとして最近のFPSではR1/L1/R2/L2が足りねぇ!と思うことも多いと思います。
私の場合Apexなら以下のようなマッピングになっています。
射撃 | R2 |
ADS | L2 |
グレネード | R1 |
ピン | L1 |
アビリティ | ⬆️ |
どの操作もスティックから離さずに行いたいものですが、ボタンが足りません。十字キー↑でも戦えてはいましたが、狙いながら押すのは違和感がありました(特にフューズなど)
これを背面R側に割り当てたところ、忙しい場面でも簡単に押せるようになったので指の負担が明らかに減りました。今では普通に利用してますし愛用しています。
またレアケースですが、Core Keeperのようにキーコンフィグがないゲームでも背面ボタンも好きに割り当てると便利です(あるいは後述のプロファイルで変更もできますが)
感度曲線、意外と奥深い
Edgeと言えばスティックに感度曲線を割り振れるのは有名だと思います。
感度曲線はゲームによって設定できたり、できなかったりまちまちなので、コントローラー側で手軽に変えれるのは嬉しいですね。これを機にApexの感度を調整したら明らかに当て感上がりましたし。
正直文字通り曲線(Edgeコンでは『高精度』)以外の設定って要るのか?と思っていました。
実際右スティックには高精度を割り当ててるんですけど、左スティックにも別の感度曲線を割り当てることで気持ちちょっとはキビキビ動けるかな〜と思えます。

FPSプレイヤーだからこそ『高精度』曲線にしか目にいかなかったのですが、左スティックに割り当てたり、格闘ゲームとか他のゲームとかでも活躍の機会はありそうです。
DualSense Edgeには『特別感』がある
Edgeには他にもいろいろあるのですが、個人的な感動はプロコンとしての特別感です。

(使わないけど)専用のケースがあったり、(使わないけど)有線ケーブルの脱落防止用アタッチメントがあったりと「なるほど、プロコンだな」という納得感がありました。
「スティックが交換できるコントローラーというだけでは高いな〜」と思いながら購入した本品ですが、購入してみると「SONYとしてかなりこだわったコントローラーだな〜」という納得感がありました。
買い換えるならEdgeにしておけ!
高い買い物でしたが後悔してません。
やっぱりスティックを変えれるから長く使えるという安心感があるのと、それ以上に特に批判点がないという完成度の高さ。
プロコンとして完成されていると思います。強いていうならPCだと対応ゲーム次第で使いづらいというのが悲しいところ。
でもそれくらいなので、DualSense無印を買い直すならぜひEdgeを考えてほしい。高いけど、総合的に見たら絶対コスパはいいから。