あれからAll Controllerはどうなった?

ゲームができるあらゆるデバイスで動作することを謳うAll Controller。このブログでも以前取り上げました。

ALL Controllerを支援してみたよ。仕様とか種類とか、どれ買えばいいのとか

あれからの展望はどうなったのでしょうか?気になって英語ページを見に行くのもメンドイので自分用も兼ねてまとめてみました。

そもそもどういうコントローラーなの?

全てのゲームで同じコントローラーを、というコンセプトで開発されたコントローラーです。

一言でいうと「ぼくのかんがえたさいきょうのコントローラー」という感じで、あらゆる状況や要求に対応する仕様を盛り込んであります。

コントローラーにOSが組み込まれており、コントローラーの動作を柔軟にカスタマイズすることができます。例えばアナログスティックの反応曲線だとかデッドゾーンだとか……。

また、最近の高級なコントローラーでは搭載が当たり前になっている背面パドルも装備しています。

動作もWindowsではマウス/キーボードとして動作するか、Xinputのドライバを使うか、それとも通常のゲームパッドのドライバを使うか……などの選択が可能です。というかOSが組み込まれているという時点でわかる人にはどれくらいすごいかわかるのではないのでしょうか。

対応機種は?

3種類の接続方法に対応しており、それぞれで対応しているものが違います。

USB有線 USB無線
(専用アダプタ)
Bluetooth
Windows
macOS
Linux
iOS × ×
Android ×
PS4 / PS3 ×
X360 / X ONE ×
Switch / Wii U ○? ○? ×

Switchに関してはドックにあるUSBと本体にあるUSB-Cとの接続をサポートしている模様。その他ネイティブなワイヤレス接続に対応しているとのこと。

余談というか補足というか、All Controllerは完成と同時にSDK(ソフト開発キット)を配布する予定なので有志が他OSをサポートするような開発も期待できます。ドリームキャストはサポートしていないが、誰かが動作させることは歓迎だ!というニュアンスの発言をしています。

中央のスクリーンはどのような動作をする?

主に設定画面などで利用するようですが、それ以外にもPS4ではタッチパッドとして動作するようです。ボタンやマクロなどを割り振ることができるかは不明です。

Wii UではProコントローラーのように動作し、Uパッドのような映像のブロードキャストには対応していないとのことです。

レイアウトは左右対称のみ?

アシンメトリーレイアウト(いわゆるXboxレイアウト)は当初、ストレッチゴール(そのままだと難しいけど投資が一定額を超えたら実装するよ!という目標)に設定されていました。このゴールは未達成のまま投資受付が終了しましたが、コスト面の問題が解消されたとのことで希望者にはXboxレイアウトを配布する予定です(ただし発送時期はやや遅れます)。

その他細かい仕様

振動機能モーションコントローラーに関してですが、前者の振動機能は対応しているとのこと。モーションコントローラーは対応したいとは思っているがコストの問題があるとのことで、続報は聞いていません。

マイク端子はおそらく非搭載。コスト次第的なことを言っていましたが、最新の動画では端子が見当たらないので諦めた方がよさそうです。

細かいことですがUSBの有線は2.0の模様。コントローラーの分野に関しては3.0の恩恵は皆無なのでどちらでも良いですね。

発送時期は?

2018年8月を予定しているとのこと。ただしXboxレイアウトはそれよりさらに遅れます。

KickstarterやIndiegogoでバッカーとなった人以外は通常販売を待つしかなさそうです。Amazonに一応ありますが、これはおそらくバッカーのプレッジ品なので急いでいない人は待った方が良さそうです。

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