マッチ中のドローン、上手く使えてますか。
例えばフレンドに「ドローン回して欲しい」って言われたときくらいしか回してないとか、『いやこれくらいならドローン回すより直接覗いた方がいいかな〜w』みたいなことを思って直接覗きこんで死んでませんか。
もしくは味方と2人以上で「ピンしまくったら別の味方がうまくキルしてくれるだろw」みたいな感じでピンだけに集中して時間を無駄に潰すとかやってませんか。
準備フェーズ中
まず、準備フェーズ中にドローンを壊すのは非常にもったいないということを念頭に置いておきましょう。
準備フェーズ中に取れる選択肢として、大雑把に言って2つの方向性があると思います。
- 防衛地点と敵のオペレーターを確認しに行く
- ドローンをあとで再利用する前提でスポーン地点 or エントリー地点に置いておく
- 防衛地点や、リスキルがありそうなポイントに仕込む
1のメリットは、防衛地点を間違いなく把握できることと、敵のオペレーターを事前に知ることで変なハマり方をしないことです(例えば、フロストやカプカンなどを事前に知れると嬉しい)。反面デメリットは、非常に破壊されやすい。
2のメリットは、ドローンを確実に回収できること。純粋にドローンを2個使えることは強いです。デメリットは、たまに防衛地点を読み間違えることで最初にムダな時間を過ごすことがあること。
3のメリットは、要所要所で強い視点を得れること。例えば防衛地点に仕込めれば遊撃の数が逆算できることもあるし、リスキル地点に置ければ他のどれよりも安全に進むことができる。デメリットとしては、破壊される可能性がそれなりにあること。
さて、どれが良いかというと、2か3の「回収する」か「仕込む」です。ドローンで防衛地点に突っ込むのは悪手です。
※このブログの記事は基本的にランクを前提としています。マップを把握しきれてない初心者は、むしろドローンを突っ込ませるべきだと思います。
防衛場所の把握と敵オペレーターを確認、防衛場所付近の構造を知るのは戦いを有利に進めるために重要です。
ドローンは戦いを有利に進めることのできるもので、自分の残機に等しいです。正直、ドローンが高確率で破壊されるリスクを負ってまで敵を特定する必要はありません。防衛場所に関しては「たぶんここで間違いないだろう」と踏んでスポーン地点まで持ってくるか、敵に見つからない程度の付近まで持っていって足音などで確認する程度がいいでしょう。
先に書いた通り、フロストやカベイラなどのオペレーターを準備フェーズ中に特定できると事前に罠を確認するような意識が生まれますが、そもそも特定してないオペレーターがいる段階で全ての可能性を持って動くべきです。
遊撃がいない前提で行動しない、窓を乗り越える時はドローンでしっかり見る、バリケードが張れるところはEDDがないかしっかり見る。
フロストなどのオペレーターが特定されてようがされてなかろうが、未特定のオペレーターがいる段階でこれを意識してできるようになりましょう。ちょっとしたドローン回す手間を惜しまなければ、開幕に特定にいく必要もありません。
戦闘フェーズ
進んだり覗く前に可能な限りドローンを見ましょう。
慎重に覗いて時間を食ったり、結果置きエイムにやられるリスクを低減できます。
先ほどのトラップや遊撃の件も含めて確認は大事です。繰り返しますが、ドローンは自分の残機と思って利用しましょう。
ピンの有無
ピンは敵の位置を味方に伝えたり、あるいは自分のオペレーター視点から敵位置を確認するのに役立ちます。
ただし、敵からするとドローンで確認されたということが丸わかりなので注意が必要です。
ドローンでピンをするのは以下の3つの状況に留めましょう。
- 敵のオペレーターの特定が必要なとき(味方にその存在を知らせる必要があるとき ex.遊撃中のオペレーターを見つけた時)
- 進行中の味方が、待ち構えてる敵に気づかない状態で接敵してるとき
- 敵を強ポジから動かす必要があるとき
1番に関しては言わずもがなですね。どうせ遊撃中の敵は音をしっかり聞いてるので、こちらがドローンで発見したときは敵も作動音によって気付いているでしょう。
2番に関しては、味方が危ないと思ったときはすぐにピンをするべきです。敵が動いて味方がイージーキルを狙えるなら万々歳、そうでなくてもピンをしないより悪い方向に転ぶことはないでしょう。
3番は、防衛側からすればピンをされた段階でポジションを変更しないと、フラッシュバンなりフラグなり床抜き突き上げなりで簡単に死んでしまいますからね。タチャンカが弱い理由と同様です。発見されたらポジションを変更するべきだし、されるはずです。
フラググレネードを投げたり決め撃ちをしようと思うのならピンをするべきではありません。
まぁピンをしなくてもドローンに見られたと気づいた段階でポジションを変えるでしょうからここら辺はケースバイケースです。バレたと思ったら特定目的でピンするのも良いでしょう。
そもそもドローンで何を見る?
ドローンで探すのは敵……だけとは限りません。例えばグレネードを投げる前にはADSを確認すると良いし、敵に体を晒す前に工事などを確認しておくだけで
以下は私の場合です。
基本的に眺めるのはトラップと敵オペレーターの存在です。あと、必要に応じてADSとかかなぁ。
ウェルカムマットはフロスト特定済みの場合はドローンを回す際に可能な限り地面に注目しています。未特定の場合は、建物へエントリーするときだけチェックしていればいいかなと思います。
リージョンのGuマインは見つけづらいので、見つかったらいいな程度の意識でいた方がいいでしょう。
カプカンのEDDは未特定の場合はチェックしてません。特定済みの場合は可能な限りドローンでチェックします。痛いので。
また、大雑把で良いので天井も確認しましょう。
天井に関しては、落とし戸が開いてたり変な射線の通され方がされていないかをチェックするだけで遊撃に対して変なハマり方をするのを軽減できます。
敵オペレーターを探す時はくまなく全て探さずとも、大雑把に見るのも手です。ただ、それで敵が見つからなくてもそれはあくまで「大雑把に探したけどいない」です。
大雑把に探した時は「探してない部分を目視で確認する」や「音がしないからいないと判断する」などの選択肢を取る必要があります。
その他小ネタ
もし進行方向を露見させたくないとき(こっそり進入したい時など)、ドローンを正面から回すとまさしく「こっち方向から来るのかな?」と推測されるので、別方向から回り込ませるのも手です。
他にも、最初に言いましたが予め仕込んでおくのも手です。明確に進攻する方向を最初から決めてるなら準備フェーズ中にうまく仕込むと良いでしょう。