MinecraftでMODを久しぶりに入れたので、注意点とかまとめる
Minecraft JAPANWIKIのMODページが網羅的に書かれているので、こちらを一度は見た方がいい。競合情報とかもあるし。
- MOD – Minecraft JAPANWIKI
- MOD一覧 – Minecraft JAPANWIKI (基本的にはここを上から眺めていけば目的に合わせてどれを導入すればいいか決めれると思う)
前提MODについて
ForgeとFabricの2つがある。Forgeの方が歴史が古く、Fabricは1.12以降しか対応してない。ので1.11以前はForgeしか選択肢がない。
基本的に何のMODを入れるにせよ、どちらかを導入しないとMODを導入できない。どちらを要求してくるかはMOD次第だが、どちらかしか導入できない。
大抵のMODはFabric版とForge版の両方を用意してたりする。
悩んだらFabricでいいと思うが、結局は自分が入れるMODに合わせるしかないので先に何のMODを入れるか決めてから決めるといい。
- Minecraft Forge
- Minecraft Fabric
- Fabric API (Fabricを入れる場合は実質的に必須)
- MOD Menu (必須とまでは言わないが入れた方がいい)
基本的にForgeもFabricも同様、インストーラーでインストールする。
インストールすると、Minecraft Launcher のランチャー内の起動構成に追加される。
Forgeの注意点
今回はForgeを導入していないが、一応書いておく。
Forgeを導入する際は、導入するバージョンのバニラ環境を一度起動しておかないといけない。
つまり、ver1.17.1のForgeをインストールするにはver1.17.1のバニラ環境を起動しておく必要がある。
Fabricの注意点
私の場合、実行時にエラーが発生し「The Fabric installer could not find a valid Java installation
」という警告がでて進まなかった。
Minecraftはv1.17以降、Javaのバージョンが16に上がった。公式環境以外で起動するには各自で16を導入する必要がある模様(知らんかった)。
今回はWindowsで導入したのでmacOSの場合は詳しくはわからないが、基本的には同じ。
コマンドプロンプト(macOSの場合はターミナル)を起動して、以下のコマンドを打つ。
java -version
これで16以降が表示されなかったらAdoptOpenJDKのページにアクセスして、OpenJDK16をインストールする必要がある。
こんな感じで目的のものをダウンロードする。
移動先のページでも同様に絞り込んでダウンロードする。
Windowsの場合は.msi
を、macOSの場合は.pkg
をダウンロードし、実行する。
インストール時、macOSは特に注意事項がないが、Windowsには注意点がある。
カスタムセットアップの時点で、「Set JAVA_HOME variable
」および「JavaSoft (Oracle)registry keys
」は「ローカルドライブに全てインストール」を選択しておく必要がある。
何も考えずに設定変えずにインストールしちまったよ……という人は再度インストーラーを起動して「変更」からもう一度同じメニューを出せる。
PCを再起動したらインストールできるようになった。
(余談;たぶんv1.19が出てきた段階くらいで非LTSのJava16からLTSのJava17に切り替わると思うのでそのくらいだと17の導入がいるかも)
各MODの導入
ForgeもFabricも、導入方法が異なるだけで使い方は全く変わらない。
Forge / FabircバージョンのMinecraftを起動すると、Minecraftのデータディレクトリ以下に「Mods」フォルダができあがるのでそこにぶち込む。他のMODも一緒。
Fabric API および MOD Menu は前提MODではないので、他のMODと同様に導入する(つまりmodsフォルダにぶち込む)。
IrisとSodium
シェーダーMOD(すっげー大雑把に言うと俗に言う影MOD)としては今回はIrisを採用。Optifineでもよかったけど、なんかモダンな感じがしたので。Fabricのみに対応していて、Forgeには対応してない(たぶん)
Irisの動作にはSodiumというレンダリング最適化MODが前提となるが、現行版では同梱されている。
Irisにはユニバーサル版とスタンドアローン版がある。
ユニバーサル版はMODとして導入というよりは直接エンジンへ介入する模様。なのでゲームのデータディレクトリにインストールする形?になる。つまり前提MOD(Fabric)が必要ないが、それらと競合する。
スタンドアローン版はFabricのMODとして動作する。つまりFabricを導入してるならこっち。
2021/11/24現在、現行版にはシェーダーの設定を変更する方法がない。開発版にはStarlineというシェーダーの変更GUIを含むバージョンがあるのでそちらを導入する。ただしこちらはzipファイル等で配布されていない。
Starlineを含むIrisの導入方法は以下。
- https://github.com/HyperCubeMC/Iris/actions にアクセスする
- GitHubにログインする(必須)
- おおよそ一番上にある、バージョン名とStarlineの文字を含むもののタイトルを開く(
1.17-Starline
のような) - 下部のArtifactsにある Artifacts をクリックしてダウンロードする(ダウンロードにはGitHubにログインが必須なのでアカウントを作る)
- ダウンロードしてzipファイルを解凍するといくつかの
.jar
ファイルがあるので-dev
とか-sources
とかがないファイルが動作に必要なmodファイルなので、modsフォルダへぶちこむ
この開発版には前提MODであるSodiumが含まれていないので、また別個に導入する必要がある。
シェーダーパック
Iris単体では影などはつかないので、シェーダーパックを導入する必要がある。
Irisを導入した状態でMinecraftを起動するとshaderpacks
フォルダができあがるので、そこにZipファイルをぶち込むだけでOK。
今回は SEUS Renewed/ Nostalgia / KUDAを導入してみたけど、2021/11/24現在NostalgiaはIrisに対応していないので注意。黒い画面で動かない。(CurseForgeのコメント欄に書いてある)
LittleMaidRebirth
LittleMaidRebirthを導入する。Forgeはv1.16しか対応していない。Fabric版はv1.16とv1.17に対応。
導入する場合は以下の前提MODが必要。
- Fabric API(Fabric版のみ。このページの上から順にやってるなら導入済み)
- Architectury API(Fabric / Forge)
- LittleMaidModelLoader(LMRebirthと同ページで配布)
上記の前提MODと本体をmodsフォルダへぶち込むだけで動作する。
一度起動すると、データディレクトリにLMMLResourcesフォルダが出来上がるので、LMM関連のリソース(ボイス・テクスチャ)はそこにぶち込む。今回は詳細は省く。