コントローラーとガジェットの充電問題をできるだけスマートに解決した

昨今、充電といえばUSB。Type-CにLightningにMini-B、挙句の果てには差し込み口はAのクセに受けは独自規格だったりともうUSBケーブルはカオス。

悲しいことにケーブルがどんどん増えていくと部屋の配線が大変なことになっていく。ゲーマーやってるとさらに増えていく。

というわけで、どうにかしてみた。

充電ポリシー

これまでにいくらか充電スペースを作ってきた中でいくつか学んだことがある。

  1. ガジェットごとにケーブルをそれぞれ用意する必要はない。ゴチャる
  2. 使ってもないガジェットにケーブル挿しっぱなしにするのは必要ない。ゴチャる
  3. すべてのガジェットを一気に充電する必要はない。ゴチャる
  4. セットで使うからといってセットで充電する必要はない(ゲーム機でコントローラーを充電するとか)。ゴチャる

というわけで、充電環境を整えるために私は以下のポリシーのもと立ち向かった。

  1. 充電場所と使用場所は分ける
  2. すべての端末を一気に充電できる環境は整えない
  3. ケーブルはなるべく少なく済ませる

明文化したのはこの記事を書きながらだけど、実際こんな感じでまとめたらいい感じになった。

小物類

今、私の部屋のメイン充電スペースはこんな感じ。棚の一部分を利用している。

手前にAmazon Echoがあるが無関係
手前にAmazon Echoがあるが無関係

ゲームのコントローラーだけで4つあるので、こいつらはここにまとめている。ダイソーのパンチングボードを壁に取り付け、フックで縦に置いている。このうち左上に置いているものだけ充電している。

コントローラーを置く場所は固定ではなく、左上に最後に使ったコントローラーを置いて充電する感じであとはフリー。

こんな感じの6ポート充電器を超強力粘着テープで上面に固定し、そこから天板にケーブルを這わせている。天板のケーブルをまとめているのはこれまたダイソーのケーブルまとめる系のやつ。

そして主役がこれ。マグネット充電ケーブル。この商品はケーブルと端子が「正直これこんなにつかわねぇだろ」ってくらいまとめ売りされている。

これの何が偉いのか。このケーブルではあらかじめ充電するガジェット(コントローラーとか)のコネクタ側にType-CやらMini-Bやらそれぞれのマグネット端子を付けておく必要がある。

ただし、マグネット端子とケーブルそのものはすべて同じ規格なので元がMini-BでもType-CでもLightningでも一本のケーブルで充電できる。

つまり、上の画像で言うならDual Shock4(Mini-B)もDual Sense(Type-C)もSwitchプロコントローラー(Type-C)もすべて一本のケーブルで充電できる。これは偉い。

私の場合は規格の統一がメインでマグネット充電そのものはおまけだったのだが、マグネット充電自体も偉い。これがまたピタッとはまる。

驚くほどストレスなくハマる。もうケーブルをはめるのにストレスを感じなくなった。

マグネットケーブルは2本使っており、1本はコントローラー専用、もう1本をその他用に使っている。

Eufyのハンディクリーナーもこれで充電している。ちなみにやろうと思えば左下に置いているコントローラーも充電できる。他にはモバイルバッテリーとかもここで充電。

なんらかの原因でマグネット充電が使えないヤツ——はめたらバランスが悪いとか、防水キャップがあるからはめられないとか、そういうやつには3in1のケーブルを使う。

3in1ケーブルで充電してるときはこんな感じ。

上記の画像の通り、使わない時は巻き取ることができる。巻き取るのも引っ張るだけなので簡単。

こいつを使って充電するやつらはせいぜいそれぞれが週1程度の頻度なので、あまり充電場所のゴチャつきを気にしていない。充電したら元ある場所に戻す。

ゲームのコントローラーと左下にあるRakuten-Miniはここのスペースに置きっぱにしているが、基本的にそれ以外のガジェットは充電が完了したら別の定位置に戻している。

(ちなみにRakuten-MiniはEcho Dotと接続しっぱなしにして音楽再生用に使っている)

マグネット充電ケーブルのおかげでUSBコネクタの差し込み口は節約でき、1枠余っている。独自規格で給電しなきゃいけないやつは直接ここに挿している。

1ポート余らせることによって柔軟性が生まれる
1ポート余らせることによって柔軟性が生まれる

これで細々としたものはすべて充電できている。

大物類

細々とした、PCの端子からも充電できるものは上記のスペースで充電している。

私は他にもノートPC2台(Win / Mac)、iPad 2台(Mini / Pro)、Apple WatchとAirPodsとiPhoneがある。こいつらは割と毎日使うので、別途机の上で充電している。

こんな感じ。

わかりづらいが右側に奥からWindowsノート / MacBook / iPad Proを置いている。iPadでMac隠れちゃってるけど……。

充電アダプターやUSB-PDコネクタなどはパソコンの裏側に隠している。見えなければスッキリ。

このスタンドで3台置いている。使うときにデスクに出し、使い終わったら戻す、という感じ。出しっぱなしにしたらデスクがケーブルとこいつら自身でゴチャつく。

ここにUSB-PD対応のType-Cを1本、ここには写っていないゲーム用モニター側に1本それぞれ置いている(ゲームしながらいじることが多いので)。

iPad2台とMacの計3台は、ケーブル2本で充電を賄っている(どうせこの3台をすべて使うことはそうそうないし、何かしら一個の端末は充電マックスなので……)

できればWindowsノートPCもUSB-PDで充電したかったが、ゲーム用に買ったこいつは専用ACアダプターを使わないと性能をマックス出してくれない。なので諦めてACアダプターを使っている。

スマホ類

上のノートPCにも写っていたが、こんな感じ。

3in1のワイヤレス充電パッドに置いている。iPhoneを表示させてるのはかっこつけというより映り込み防止なのでユルシテ……。

元の商品はどこも売り切れだったので、後継品を貼っておく。

3in1のワイヤレス充電にまとめている理由はまずケーブルがないので散らかりようがないこと。ケーブルはどうあがいても時間が経つと散らかってしまうので、ならばケーブルごと無くしてしまえと言う感じ。

2つ目の目的としては、AirPodsの置き場所を定めるという目的。これ買う前は週一で充電していたが、充電しないときは置き場所が決まってなかったので「どこ置いたっけ」となっていた。

そして最後の目的としては、これならケーブル1本で3個まとめて充電できるということ。おしゃれと利便性を兼ねるこのアイテムは秀逸だ。

充電スペースを確保・固定しておくことで散らからないし、迷わない。毎日使うデバイスでこれは地味に大事。

ワイヤレス充電だが、有線を使っていた頃に比べると確かに充電速度は遅い。しかし家ではiPad Miniを使うことが多く、スマホは使わないときもあるので充電時間に気を取られることはあんまりない。

ケーブルの抜き差しはそこまで苦ではなかったが、充電パッドを買ってみるとそれはそれで楽に思うようになった。すごい勧めるわけでもないけど、案外便利。

もし何かしらの原因で急いで充電しなきゃ!となったとき(大抵の原因はズボラ)は充電スペースの3in1ケーブルで充電する。

また、寝ながらスマホ使いたいけど充電もしたい……!という時は家の中でもモバイルバッテリーを使って充電している。頻度的には多くないので、今の所ベッド周辺がケーブルでゴチャつく不便さを我慢してまでケーブルを増やそうとは思っていない。


ここまで書いてきたが、充電環境に悩む諸氏に少しでも参考になれば幸いである。

とりあえず今のところこの充電環境で満足している。結構ミニマムに収まっているつもりだが、それでも不便さは感じていない。

端末が多くなってケーブルが増えるとそれだけストレスが増えるので、いかにケーブルを減らすかが部屋の見栄えに繋がってくる。実際ケーブルをスッキリさせただけで部屋が広く感じるようになった。

最後の方にも書いたが、結局ケーブルは充電の利便性とゴチャつきの不便さを併せ持っている。「ゴチャつく不便さを呑んでまでここにケーブルを置きたいか?」を念頭におきながら整理すると、自分らしいケーブル整理ができるのではないかと思う。

部屋をスッキリさせたいオタク諸氏はケーブルから手をつけることをオススメする。

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