『かぐや様は告らせたい』という「ラブ」「コメ」が面白過ぎて一気読みした

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『かぐや様は告らせたい』は努力型秀才モンスター童貞生徒会長の白銀御行と、天才聡明かわいい世間知らずで箱入り娘の四宮かぐやが、お互いのことが好きであるにも関わらず告白したら負けという謎のルールによって謎の心理戦を遂げる作品である。うーん、謎多き文章だけど本当にこんな感じ。

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上記の二人は(一応)どちらも主人公となっていて、流れとしては白銀かぐやがそれぞれ「自分のことを好きだと認めさせたい」 or 「相手から何かについて誘わせたい」という流れで心理戦(?)を繰り広げていく。

相合傘を誘って欲しいがゆえに互いが「傘を忘れた」と言うシーン。

心理戦ということで視点が二人を中心に頻繁に変わるが、これがまたいい感じに面白い。お互いの思考のギャップがわかったり、逆にお互いがどこまで相手の考えを読んでいるかがわかりサクサク読める。心理戦でありがちな「なんでこいつはこれがわかんないんだよ」というイライラもなく、ただただ笑える方向ですれ違っていく。

お互いがお互いのことを好きである、ということから読者にとってそれぞれのキャラに魅力を感じないと感情移入しづらいと思うのだけれど、しかしこの作品は全て憎めない良いキャラしか出てこないのもポイントが高い。

男主人公の白銀は努力家であって、無意味に他人に冷たく接することができないお人好しである。完全に努力全振りのキャラであり敬服に値する。全国模試でもトップクラスという化け物スペックだけど、それが納得いくほどの努力家である。もちろん、だからと言ってなんでもできるわけじゃなく、それこそ恋愛関連だったり運動ができなかったり音痴だったりするが、それらを克服する努力を惜しまないのも彼の魅力。

表題にもなっているかぐやは素っ気なかったり毒舌だったりするが、ぶっちゃけただのツンデレである。

その他にも個性的なキャラクターは多数いて、ヒロイン(かぐやは主人公)は生徒会書記であり、常識人で予測不能の藤原

藤原さんは場をかき乱す才能を持つ天然ゆるふわ巨乳である。でも結構な常識人であり、白銀やかぐやよりも社交的で、ムードメーカーであり調整役でもある。バカっぽい目で見られがちだけど、なんだかんだ白銀とかぐやが頼りにする仲間というおいしいポジを持つ。

その他にもかぐやの付き人の早坂だったり

これまた苦労人の石上だったりの個性的なキャラがいる。これらがまた面白い。ぜひ読んで実感して欲しい。

コメディとしてもかなり面白いのだが、ラブコメのラブの部分もかなり面白い。

一般人で努力家の白坂と、財閥の血筋で天才箱入り娘のかぐらという組み合わせ。一般人の白坂は「かぐらは金持ちだからこんな○○じゃ笑われるかも」と思いつつ、かぐらの内心は「きゃーうれしい!」だったり。いわゆるギャップ萌え。色々な事前準備を施した策略で墓穴を掘ったりと、どこか抜けてるところもかわいい。

ちなみにパターンとして、ただ単に告白させたいというだけじゃなく「◯◯をさせたい」→「それって実質デートでは?」「それをしたら私のことが好きってことになるから実質告白では?」ということで些細なお願いごとや行事ですら争う。このしょうもなさがまた面白いし、二人の相思相愛っぷりに悶えることになる。

表題はかぐや様は告らせたいだが、実際には白銀も告らせたい。「もうお前ら早く付き合っちゃえよ」と言えるくらい白銀とかぐやは結構イチャついてるのだけれど先に告白した方が負け。だからこそラブとコメディが両立できて、どちらも高いレベルにある。世界観や学校観も突き抜けてる感があるのだけれど、それもまたテンポの良さに繋がっている。

友人からオススメされて1巻だけでも読んで!と言われて買ったのだけれど、読み終わった直後に残りの巻をポチっていた。久しぶりに面白いラブコメディを読めました。

ちなみにですが、私はKindleで買いましたけど裏表紙がとても面白いのでコミック版をオススメします。なぜ裏表紙をKindle版に収録しなかったんだ……!


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