Switchのランキングに居座る謎のゲーム『Hentai Girls』と『アニメ ガールズ』を調べる

SwitchのNintendo Storeを覗いてみたことがあるだろうか。

何度か覗いてみると定期的に『Hentai Girls』という作品がランキングに入っているのが目につくと思う。最近は『アニメ ガールズ』という同系統の作品も入るようになってきた。

このゲーム、定期的にランキングに入ってくるがゲーム内容は全然掴めない。Hentai Girlsにしてもアニメ ガールズにしてもパズルゲームであることはわかるが、それ以上の情報が一切つかめない。

なので買ってみた。

Hentai Girls

ゲームを始めると上記のタイトル画面が開かれる。上記の画面を見れば気がつくと思うが、なんとこのゲームの初期設定は日本語ではない。まさかSwitchのソフトで言語設定から始めることになるとは思わなくて笑った。

ちなみにこのゲーム、言語設定が必要なほど文章はない（UIにしかない）ので変える必要はほぼない。

ゲーム内容は非常にシンプルなスライドパズル。パズルをクリアしていくとイラストが開放されていく。各イラストごとに差分が3枚の計4枚あり、イラストごとに4個のパズルがある。

パズルは3×3か、3枚目から4×4になる。

ちなみにこのゲーム、難易度は恐ろしく低い。まーじで低い。以下のGifを見ていただければわかると思うが……

パズルをスライドさせるところから始めるので、逆に戻していくだけで良い。

このゲームは最終的にはムフフなイラストが見れるが、さすがに18禁イラストではなかったのでまぁ……って感じ。ちなみに収録イラストは本体に6(×4)枚、デラックスエディションならDLCが一個付属して+1(×4)枚だ！

ちなみにDLC(追加イラスト)は1枚あたり100円の強気設定だ。クリーニング ユイだけはデラックスエディションに付いてくる。

ちなみにこのゲーム、スティックとAボタンの簡単操作なのだが、パズルの癖に十字キーが使えずスティックで操作なので恐ろしく操作性が悪い。まぁ、慣れればそこまでなんだけど……。

アニメガールズ

このタイトル画面で察せられると思うが、イラストが変わっただけでゲーム内容は全く同じである。

スライドパズルの内容も、難易度も全く同じ。

販売に際してデラックスエディション等のセット販売はないので、DLCなしでプレイできる枚数は6(×4)枚のみ。イラスト以外に違う点は全くないのでマジで語ることはない。

まとめと総評

Hentai Girlsとアニメガールズはスライドパズルであった。各作品の内容はイラスト以外全く同じ。パズルの難易度はかなり低い（というかなぞるだけなので文字通りの作業ゲーに近い）

イラストそのもののクオリティは高い。だからと言ってこれに（セール価格の）200円を払うか……？と聞かれたらネタ以外の購入はやめといた方がいいとしか（通常価格は論外）。ちなみに観測してる限りかなりの頻度でセールしてる模様。

参考程度に言っておくとアニメガールズを全イラストクリアまで測った結果7分でクリアしてました。うーん……

イラストのクオリティが高いと書いたが、最近流行りのAIイラストっぽいと感じた人も多いとは思う。

その点どうかと聞かれると結構微妙な答えになる。私の感触としては、背景と塗りは非常にAIっぽいが、人物に関しては普通に描くのと同じくらいの手間をかけてるんじゃないか……と思う。

どちらにせよ差分イラストなどは丁寧に描かれてる。現状のAIイラストは綺麗に差分を作れないので、「部分的に頼ってそうだが、人物に関しては相応の手間がかけられている」というのが私の答え。マジメに描いてるならほんとにごめん。