モンスターハンターライズのヘビィボウガンについて下位〜MRまで走ったのでそこの知見を書いていく。
あくまでも初心者向け。
準備の話
まず装備とか運用方法の前に、準備の話から始めても「うるせぇ!早く戦いたいんだよこっちは!」と思うかもしれない。なので頭に入れるだけ入れて、不便さを感じたら思い出して欲しい。
まず、アイテム欄の話。アイテム欄を『マイナス』ボタンを押して整理した状態で使うのは良くない。
例えば整理すると通常弾Lv1→ 通常弾Lv2→ 通常弾Lv3→徹甲榴弾→麻痺弾→捕獲用麻酔弾のような感じで並ぶ。が、これは実は使いづらい。というか通常弾Lv2とか(基本的に)使わんから外してもいい。
弾薬選択時、アイテム欄に並んでる順に並ぶので、使う弾をある程度まとめて配置すると良い。私の場合は以下のような感じ。
回復弾を運用するかどうかは人によるとは思うが、状況によってはサッと回復できて強い場面もあるのですぐ撃てるように主力である通常弾の上にセットしている。
主力に使う弾はめちゃくちゃ消費される。なのでアイテムショートカットには調合を登録する。じゃないといちいちメニューからカチャカチャ手間な操作をして調合しなければいけない。
あと弾を維持するためには交易で常に調合素材を増やし続ける必要がある。上位後半からは手持ちの火薬粉だけじゃ足りなくなり、ハッカの実を持ち込む必要も出てくるのでガンガン増やさないと……。
ちなみに、店売りの火薬粉は高い。ハッカの実は持ち込み調合素材としては十分だが、拠点での火薬粉の補充分には心もとないのでドスハッカジキも増やすことをおすすめする。
あと増やさなきゃいけないのはバクレツの実とかハリの実とかツラヌキの実とか……とにかく使う弾のものは全部増やしまくれ!
事前知識
性能の見方
武器性能の装填数を見た時、緑色の白い足のマークが「移動しながら射撃できるよ」マーク、
緑色のリサイクルマークみたいなのが「移動しながらリロードできるよ」マーク。
※ 上の画像にはないが、青い矢印が『単発自動装填』マーク。ヘビィにはあんまりない。
これは武器によって一定で、装填速度や反動に影響されない。リロードが最遅でも移動リロードはできるし、リロードが最速でも移動リロードができない弾ができるようになるわけでもない。反動も同様。
弾の話
弾そのものには適正距離があり、適正距離内ならダメージが高くなる。
実際使ってみたら適正距離外だと顕著にダメージが変わるのであんまり覚えなくていい。ちなみに属性弾に適正距離はない。
基本的には通常弾・貫通弾・散弾・属性弾のいずれかで戦うことになると思うが、属性弾は撃てるボウガンを属性ごとに揃えなきゃいけない。貫通弾は敵を選ぶし、散弾は装備を選ぶのでまずは通常弾から始めよう。
下位から上位の話
下位は初心者お助け装備の里守武器を使えばOK。
しかしヘビィの里守武器は最初の強化以降、弾種に変化はない。なのである程度進んだら乗り換えた方がいい。
初心者に輝くのはケルビ砲。ケルビ砲はケルビとかいう人畜無害の草食竜から作れるのでコストが易しい。その割に通常弾 Lv3も撃てるし、麻痺弾も撃てる。えらい。
使う弾だが、メインの火力は常に通常弾で良い。貫通弾は効く相手が少なすぎるし、散弾の運用にはある程度のスキル構成が必要なので、手間がかかる(どうせMRに行ったら防具も変えなきゃいかんので……)
ケルビ砲は派生でナルガ砲へと強化できる。ナルガ砲は貫通弾が強いが、マスターランクにて追加される鉄蟲糸技がないと貫通弾はあまり強くない。ので積極的には作らなくて良いと思う。
ナルガ砲はケルビ砲と違って通常弾Lv3を撃てない……。が撃てるようにする方法がある。
- 上位最後まで強化
- 百竜スキルの「通常弾追加Ⅱ」をつける
- 強化を戻す
- ナルガ砲へ派生強化
という手順なのだが、マスターランクに行くと百竜スキルはなくなるので現在はこの手法はすごくオススメできない。というかやってもいいがマスターランクでもどうせ序盤はケルビ砲にお世話になるのでケルビ砲をそのまま使い続ける方がコスパが良い。
ボウガンのカスタマイズだが、下位〜上位序盤までは大型モンスターからの攻撃もダメージは少ないので、火力優先でロングバレルをつけて良いとは思う。上位後半からは避けて大ダメージ喰らうよりかは防御した方がいい場面もあるので、シールドをつけた方がいい。というか基本的に攻撃が熾烈になるにつれてシールド最高!ってなっていく。
今作から追加された『溜め撃ち』だが、こいつは正直忘れていい。価値が全くないとは言わないが、なんというかこう……爽快感なくない?ちなみに使う場合はDPSが落ちます。
徹甲榴弾や属性弾のような、持てる弾数が少ないものは溜めてもいいかもしれない……。
入れ替え技の『回復機関・狙撃榴弾』は……。回復目当てで使えるものではない。というか回復したい時って緊急を要するのに、どっこいしょって装填してる場合じゃなくない?リチャージは早くなるのでもしかしたらDPSが上がるかもしれない。
『カウンターショット』と『カウンターチャージャー』は一長一短。好みでいい。ただ一回無敵になれる技として見る場合、カウンターチャージャーの方が翔蟲の消費が1ゲージで済むのでピンチ回避能力は高い。ただ操竜したい場合はカウンターショットの方がいい。
また『近接攻撃』と『タックル』だが、どっちも攻撃目的の運用は微妙なので好みで良い……と言いたいところだがタックルはハイパーアーマーがつき防御に使える。タックルは強い。
上位から下位の話:まとめ
- ケルビ砲使え
- 通常弾を使え
- 溜め撃ちは忘れていい
- カウンターショットとカウンターチャージャーはどちらでも良い
- 近接はタックルでいい
マスターランクの話
序盤の防具
マスターランクになると敵の火力がえげつないことになる。悪いことは言わんからロングバレルを捨ててシールドを持て。
そして最序盤、何の防具を着るか悩むかもしれないが、なに。悩むことはない。ダイミョウザザミ一式を作れ。一式着ればガード性能ガード強化チェーンアップ納刀術装填拡張通常弾強化などがオトクについてくる。もう大人しくこれ着よ?
ぶっちゃけ中盤〜終盤までこれ一式でいけないこともないと思う。
中盤、ガランゴルムを倒したらゴルム砲が作れるようになるが、これがなんか火力高いし散弾も強いしでこちらに乗り換えてもいい。散弾ヘビィは接敵が必須なため、こちらも例によってシールドをつける必要がある。
散弾運用する上で個人的な防具のおすすめとしては以下のもの。
- 頭:ヤツカダキ
- 胴:ヤツカタギ
- 腕:ザザミ
- 腰:ヤツカダキ
- 足:チェーン
ヤツカダキ(とその雑魚のツケヒバキ)をちょっと狩ればあとはザザミの腕を流用してチェーンの足を作ればいい。ガード強化とガード性能が足りないので珠で補うこと。ちなみにツケヒバキは砂漠にいる。
(溶岩洞はガランゴルム討伐時には行けず、そして大量発生時以外はあんまりいない)
クラウチングショットの話
マスターランクになると満を辞して令和のしゃがみ撃ちこと『クラウチングショット』ができるようになる。溜め撃ちはぶん投げてこちらを使おう。
クラウチングショットは使ってみればどんなものかある程度わかると思う。とにかく以下の要点を抑えれば強み・弱みを理解できると思う。
- 基本的にはオーバーヒートギリギリまで使う。オーバーヒート時には隙があるし復帰も遅いのでオーバーヒートは発生させない
- 通常の装填数とは独立して撃てるので、別種の弾倉という認識の運用でも可
貫通弾なんかだとLv3は反動やリロードが重い、Lv2は歩いて撃てる、というのもある。そういう時はLv2をメイン運用にしてLv3をクラウチングショット運用にする、という手もある。
鉄蟲円糸【鈍】と【迅】
どちらも使用後に円を発生して、円を通過した弾に効果を与えるというもの。
特筆すべきは【鈍】で、これを通ると弾速が遅くなる。弾速が落ちるとどうなる?知らんのか。貫通弾がめちゃくちゃ強くなる。
下位〜上位の話で「貫通弾は効く相手が少ない」と書いた。貫通弾はそのままだと弱点を狙っても当たるのはせいぜい3ヒット程度後は残りは微妙なダメージを出す。弱点へのヒット数も安定しないので、結果的に通常弾でいいなコレ……となりがち。
しかし【鈍】を通すとあら不思議。めちゃくちゃ弱点部位にヒットするようになり平たく言って超気持ちいい。
貫通弾を使うにはほぼ必須の技で、これが得られるMR4から貫通弾が始まる。ぶっちゃけそれまでの貫通弾は(適当に撃ってもある程度ダメージは出せるものの)ダメージ効率だけを考えると微妙。なので貫通を使うなら【鈍】はほぼ必須。
【迅】は反対に、弾速が早くなり適正距離(クリティカル距離)が伸びる。
【鈍】はそれが貫通弾を強くするのに対し、こちらはなんというか……。単に近づけばよくない?という感じなので使い勝手は微妙。貫通弾以外だと都度ポジションを変えなきゃいけないしな……。
全体的にふんわりと総括
下位〜上位はとにかくケルビ砲で良い。余裕があったら他の武器も作っても良いとは思う。
個人的には通常弾あたりから入るのがわかりやすいヘビィボウガンだと思う。もしくは属性弾。
ただ結局どの弾を使っても楽しい。散弾のような接近ビルドも、貫通のような遠距離ビルドも全部楽しい。
上記ではとにかくシールドつけろ!と書いているが、慣れてきたらパワーバレルで火力マシマシ!にしても良い。
ただ(特にモンハン自体が初心者なら)大人しくシールドをつけた方が快適だと思う。というか被弾少ない方がチャンスタイム増えて結果的に早い、とかザラだし。