これを買いました。
その名もワイヤードコントローラー。ワイヤードという名前の通りに有線です。カラーバリエーションは現在ホワイトとスライムの2色。
カタログスペック
音声入出力端子・ライトバー・振動・モーションセンサー・タッチパッド全てありません。ただしタッチパッドに関してはタッチパッドモードボタンと呼ばれるボタンで一応の操作が可能です。
ライトバーはゲームの場面による表現以外に、PS Cameraを利用したゲームで光によるプレイヤー判別機能に使われるようです(実際使ってるゲームがあるかどうかは知らないですが……)。
上記のものがなくても、一応全てのボタンは存在するのでゲームのプレイは普通にできます。贅肉を削ぎ落としまくったコントローラーという感じ。
タッチパッドモードボタン
左右のスティックの中心下側にあるボタンがタッチパッドモードボタンと呼ばれるものです。これを2秒長押しすることでタッチパッドモードに移行します。スティックの傾きで座標(タッチする位置)を決めて、R3を押すことでタッチします。スティック以外のボタンに触ると解除されます。スティックは2本あるので指を2本使う動きにも対応できます。
ただ、2秒長押しってのがクセモノですぐに使えるというわけではないですね。タッチパッドモードに変わったかどうかわかりづらいですし。せめてタッチパッドモード中はひかるボタンなどをつけていてくれれば……!
地球防衛軍はタッチパッド操作でプリセットしてあるチャットを送信できますが、これに関しては十字キーで操作した方がよさそうです。モードを替えている間はスティック操作ができませんし。どうしてもタッチパッドで操作しなきゃいけない場面以外では使い物になりません。
それでも一応使えるというのは良いです。あるとないじゃ大違いですから。
なんというか、このタッチパッドは高いからつけないけどとりあえず操作できるようにしといたぜ!ってところにゲームアクセサリ制作会社HORIの意地を感じました。
意外と高い完成度とその所感
正直、地球防衛軍の一人画面分割プレイ用に買っただけなんですがその完成度には驚きました。それまでリモートプレイでコントローラーとして使っていたVITAよりマシだろう程度に考えていたのですが、思いの外プレイしやすい。
地球防衛軍4.1とTITANFALL2をそれぞれプレイしてみたのですが、純正と比べると当然違和感がありました。1時間もするとだいぶ慣れて、それほど問題のない動きができるように。
不満点としては、まずグリップ部分がないに等しいので個人的にはちょっと持ちづらいです。というのも私はクロウグリップ(=モンハン持ち)が基本スタイルなので、最初は指が攣るかと思いました。人差し指をR1L1系に持っていくなら問題ないでしょう。つまりFPSをやるわけでないならそれほど問題ない。
そして、気になったのが○×□△のボタン。カチッと押す感覚があるのはいいんですが、カチッと感触がしてももうちょっと押す力が必要らしく、カチッと音がしても入力が失敗したりします。親指で押すなら問題ないのでしょうが、人差し指で押すと時たま入力に失敗します。
また、スティックの感覚が狭いため、両方のスティックを内側に倒すと指が干渉します。どんな状況ならスティックを両方内側に倒すんだよ……と思うかもしれませんがRainbowSix: Siegeのようなゲームなら頻発するんです。
ただそれでも、普通にFPSやTPSがプレイできるのは驚きました。上記の欠点は慣れればあまり問題ではなかったです。スティックの件は持ち方を変えるなりなんなり……。
DualShock4と比べるとスティックはちょっと硬いです。DS4がヌルッとしたスティックなら、ハリがあるスティック感というか、なんというか……。可動域やスティックの高さ自体はそう変わらないので、極端に操作しづらいということはありません。
ちょっと欠点を列挙しましたが考えてください。こいつは3000円もしません。3000円もしないのにまともに動いて、しかもSONYのライセンス品(=アップデートにより使えなくなる可能性もない)。感動しました。
上記の欠点もFPSのようなスティックをガチャガチャやるゲームじゃなければ問題ないです。ボタンの件だって親指で押すなら問題ありませんし、スティックも普通は内側に倒さないし。そこらへんに目を瞑ればFPSができるというだけで、こだわらなければ大きな問題ではないでしょう。
実際DS4とやるときと同じ程度の動きはできてるので、本当にすごい。
サブ機としてはこれ以上ないコスパなのでみんなも買おう。
HORIの新型コントローラーが出ました。
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