ApexのS17ではランクシステムが大きく変わりました。
マッチ基準がランクではなく内部レートになり、参加費と順位ポイントがそれぞれプレイヤーに優しくなりました。
これによって一部で言われてるのは「ハイドさえしてれば誰でもマスターになれる」という言説ですね。
誰でもマスターになれる?
今回のランクは参加費がランクティア問わず一律になり、順位ポイントも大きく上がりました。
具体的にいうと参加費は一律35LP、順位ポイントは10位が差し引き+10、1位で差し引き+200です。これはキルを含まないのでさらに増えます(1位取ったら300〜500くらいは普通にもらえる)
今シーズンは純粋に参加ポイントが低く、獲得ポイントが多いです。そのため、誰でもマスター簡単に行けるよね?という言説が多いです。
特に問題になっているのは安置外のハイド。味方を無視して一人で生き残ろうとするプレイヤーが発生しています。
ハイドして(非常に考えづらいですが)ノーキルで1位を取っても+200手に入ります。3位だとしても+150。
ディビジョン間(ゴールド4→3のような間)が1000なので、単純計算で5回1位を取れば1ディビジョン、20回で1ティアです。
チームが負けそうになった結果敗走してハイド……ならわかるのですが、初手から単独降下してハイドするプレイヤーも残念ながらけっこう報告されています。
私もここまで(シーズン始まって2週間経過)一回遭遇しました。
「ハイドやれば誰でもマスターなれる」「そもそも増減の条件が緩いから簡単にティアをあげれる」と言われているのが現状のApexS17ランクです。
マッチそのものは楽しい
S17でのランクマッチはマッチにランクではなく内部レートが使われるようになりました。
今まではゴールドはゴールド、プラチナはプラチナ、ダイヤは……という感じで大きく分けられていました。
S17はランクではなく内部の非公開レートによってマッチングするようになりました。実力が同じと判断されればダイヤ帯のマッチングにゴールドがぶち込まれます。
これはツイッターで眺める限り賛否の否が多いように感じますが……私はかなり好きです。
今シーズンでは味方にしろ敵にしろ、自分とかなり近いプレイヤーがいるように感じます。理不尽にパーティを壊滅させられたりとかないし、味方の変な行動に苛立つことはかなり少ないです。
特に歩調を合わせられる感は非常に強い。なんというか……置いてけぼりは少ない。
明らかにソロを蔑ろにしてるデュオとマッチングすることもあります。置いてけぼりにされることもありました。
しかし今シーズンではお互いの足並みが揃わないことの方が少ない。移動する時、退く時、明らかに全員の意思がまとまっています。
つまり一言で言うと楽しい。自分に近い実力の人とマッチングすると「自分の考えってそう孤立してないんだな」と認識できます。
マスターに意味がある/ないよりも……
S17は内部レートによるマッチングで楽しい。楽しいが……!
内部レートに楽しさが依ってるせいで、じゃあ(称号という意味での)ランクってなんだ?という根本的な疑問が湧いてくるんですよね。
マッチングする基準にもならないし……。
私は2週間やってゴールドから抜けた、というペースですが、ゴールドの段階でダイヤとマッチングしてました。
それは別にいいんです。今まで機能していなかったティア間の撃破ボーナスが機能したり、それによって適正ランク帯まで上がりやすくなります。
しかしランクがマッチングに関係ない以上、マジで見栄のための称号でしかない。今シーズンは非常にランクを上げやすいのでどれだけApexに時間を割いたか?の目安にしかなりません。
シーズンという括りがあるのでそのままの意味で「誰でもマスターに行ける」とは言いませんが、今回はかなり難易度が低いと思います。
逆に内部レートはけっこう正しく実力が反映されてる気がするので、自分の実力という意味では内部レートの方が正しいんですよね。
だったらホントに、ランクって何だ……? どれだけ時間を割いたかのバロメーターでしかないぞ……?
極端な話、同じマスターでも内部レートの低いマスターと高いマスターが存在してしまうことになります(まぁマスターになると所持LPでさらにランキングがありますが)
となると今シーズンはマスターに意味がないとかそういう以前に、どれだけ時間をかけたか?という指標以上をランクに求めれないかなーと思います(当然のことながらプレデターは除く)