ChatGPTとGeminiの比較【2026年1月版】

定期的に書いてます。

※この記事の文章にAIは使用していません(というかブログ全体で使っていない)

  • 環境:ChatGPT Plus / Google AI Pro
    (※ いずれも20ドル課金プラン)
  • 用途:日常の調べごと / 日曜大工的なコーディング 、PC関係のテクニカルサポート(ここはふわっとさせて……情シス系です)

何が変わった?

  • ChatGPT … 5.1→5.2になった。画像生成はImagen 1.5になった
  • Gemini … 2.5 → 3.0になった。NanobananaにProが来た。

ChatGPTの5→5.1は正直何が変わったかよくわからなかったですが、5.1→5.2は明確に質問に対する正答率が上がったような感じを得ています。

Geminiの3.0もすごいです。2.5 Proにコーディングを任せていたのですが、いつのまにか3.0の高速モードに切り替わっていたことに気づかなかったです。「あれ、回答速くね…?」となった後に3.0高速になっていることに気づきました。それくらい、速いのにミスがないコーディングでした。

ChatGPT 5.2 🆚 Gemini 3.0

チャットアシスタントとしての性能

チャットアシスタントとしての勝負なら、ChatGPTの勝ち。

Geminiは割と嘘をつく上に、思い込みが激しい。

嘘をつくというのはまぁ質問に対して「できるよ〜」って強く主張してくることですね。ChatGPTと並べて同じ質問を投げることは多々ありますが、ChatGPTが正しくてGeminiが間違えてると言うことはあっても、逆はありません。

思い込みが激しいというのはある質問に対して複数解がある時に、一つだけしか答えないとかままあります。

回答に対してもChatGPTの方がわかりやすいことが多いです。

  • Q: ⚪︎⚪︎でXXできる?
  • ChatGPT: あなたの環境次第で変わります。最もメジャーな⚪︎⚪︎環境の場合はできません。それ以外の△△環境などの場合はできます。△△でのやり方は……
  • Gemini: できます。やり方はこう……(中略)……ちな、⚪︎⚪︎環境の場合はできません

Geminiの方は「最初に書いとけや!」って言いたくなるんですよね。ChatGPTの方が親切な感じがあります。

あと、散々言い続けてるけど、Geminiは検索しないし、したとしてもソースを出さないのでそれが本当に正しいのか確かめる術がないんですよね。ChatGPTはちゃんと検索してソースも提示してくれるので、どんなに「???」と思っても「ファクトチェックしろ」と一言言えばちゃんと間違いを訂正してくれたりします1

ChatGPTの欠点を挙げるとするなら、小難しい話題になるほど、小難しい単語を使いがちです。特に英語での略語を使いがちで「こ、この略語なに……?」となることは多いです。なんというか、こっちが全ての単語を理解してる前提で話してくることがままあります。理解してたら聞いてないねん。

文章のわかりやすさだけならGeminiの方が読んでてわかりやすいと思います。

ちなみに検索といえばDeepReserchですが、GPT-5.2 Thinkingの性能が良すぎて最近はあんまり使っていません。GoogleのDeepReserchはYouTubeをソースに使えることがちょっとした強みかな?

全体的な使い勝手

使い勝手の話をしても、Geminiの方はなんだかな〜と思うことが多々あります。

Googleは極力ユーザーの入力を学習したいようで、学習しないというオプションが実質的にありません(あるにはあるが、履歴が残らなくなるので使い勝手がかなり悪い。その上、ことあるごとに有効にしないと全ての機能が使えないよ〜と言ってくる)2

まぁこれに関しては入力内容がそのまま学習されるというわけではないと思うので3100歩譲って4まぁ学習に使われるのはいいとしても、それはそれとして一時チャット(履歴に残らない・学習に使われないチャット)の開始位置が遠いんですよね。

上・ChatGPT / 下・Gemini(ウェブ版で最小にしたときでも、ChatGPTは一時チャットを常に表示してくれる)
上・ChatGPT / 下・Gemini(ウェブ版で最小にしたときでも、ChatGPTは一時チャットを常に表示してくれる)

ChatGPTは必ず右上に出るんですが、Geminiはメニュー内にあるのでウィンドウサイズが小さいと隠れてるんですよね(というかウィンドウサイズが大きくても、メニューが格納されてることがあるのでますます遠い……)

学習に使われるのどうのではなく「検索して調べるのはダルいけど、履歴に残して何度も読み直すほどでもないな〜」って調べごとは結構一時チャットを使いうんですよね(履歴がごちゃごちゃすると本当に繰り返して使いたいチャットを選びづらいので、結構頻繁にチャットを削除します。じゃあそもそも最初から履歴に残さなくていいじゃんね→一時チャットを使お〜って感じ)

ちなみに一時チャットが遠いのはiOS版でも同様。

iOSアプリの起動直後(左・ChatGPT / 右・Gemini)
iOSアプリの起動直後(左・ChatGPT / 右・Gemini)

アプリ版ではChatGPTは「すぐ質問するっしょ?」とばかりにソフトウェアキーボードを表示するようになってるのもいい設計だと思います。

あと、気になる挙動として「画像を生成して」って言うとChatGPTは画像生成のオプションにチェックを入れなくても自動的に意図を汲み取って画像生成してくれるんですが、Geminiはチェックを入れない限り「私は画像を生成する機能はありません」とか言い出します。

こういう細かいところで、結構「ChatGPTに対してGeminiは使いづらいんだよな…」となりがちです。

Geminiはなんか「後発なぶん、便利に!」というよりは「ChatGPTにシェア奪われないよう、とりあえず性能だけ高めてリリースしろ!使い勝手は二の次だ!」みたいなリソースぶん殴り思想みたいなのが垣間見えます。

Codex VS Antigravity

コーディングエージェントの話。

  • ChatGPT … VS Codeプラグイン
  • Google … Antigravity(VS Codeフォークのエディタ)

大雑把に言えば、どっちもそんなに精度に差はないかな〜って感じ(日曜大工レベルなら)。ただし、先述したとおりGeminiは融通が効かないところがあって、ChatGPTの方が回答の幅が広いな〜って思う。

「なんか動作しないよ」って時にGeminiは間違いの原因はコレだ!!!みたいな主張を一度したら取り消さないことがあるんですよね。ずっと「原因はAですね→Aを修正しようとしましたが失敗しました。コードを書き直してみます→修正できませんでしたが、今度はちゃんとコードを書き直してみます」みたいな感じ。

ChatGPTは「Aがダメっぽいので修正します→Aのコードを修正してみます→AじゃないならBかも…?→原因はCかもしれません」くらいの柔軟性はあります。

ただ作っていくだけならどっちもあんまり変わらんけど、困ったとき、悩んだときはChatGPT(Codex)の方が嬉しい回答してくれる。

ただAntigravityにはAIコード補完があるので、ちょっとでも手で書きたいな〜って時は便利。VS Codeの補完はGitHub CopilotになるからChatGPTと課金がまた別なんだよね……。

あと、エディターに関する話じゃないけど、マイナーな言語のマイナーな問題はGeminiよりChatGPTの方が検索してくれる分、正答率が高い気がします。具体的にはAuto Hot Keyで役立ってくれました。

画像生成

※ イラスト寄りで試してるので、実写は知らん

  • ChatGPT … GPT Image 1.5 ( + adobe )
  • Google … Nanobanana Pro

これに関しては個人の好みもあるのでなんともですが……

  • 画像の一貫性を保ったままの編集→Nanobanana
  • イメージを生成する際のプロンプト追従性→GPT Image
  • 日本語の維持→Nanobanana

という感じです。絵柄は好みにもよるとは思いますが、GPTの方が鮮やかだな〜と思います(どちらもAIらしいクセはありますが)

一枚絵としての出来はGPT Imageの方がちゃんとしたイラストを出してくれる印象です。Nanobananaは「確かに言ったことはしてくれるんだが、ちょっとなんか違う……」という感じ。

GPT-Imageは透過画像を作成できる
GPT-Imageは透過画像を作成できる

ちなみにGPT Imageは背景を透過させることができます。マジで面白いことに、Geminiは背景を透過させてというと頑張って透過っぽい画像を作成してくれます。イシツブテじゃないんだから。

一方で編集に関してはNanobananoの方が上です。GPT Imageは言ったことはしてくれますが、反対に言ってない編集もする感じ。Nanobananaは言ったことはしてくれて、言ってないことはしない印象です。

「怒った顔にして」と言う編集。GPT -Imageは顔以外の細部も変わってしまう。ちなみにChatGPTには「背景は透過して」と言ったら周りの雪っぽいエフェクトも消えた。
「怒った顔にして」と言う編集。GPT -Imageは顔以外の細部も変わってしまう。ちなみにChatGPTには「背景は透過して」と言ったら周りの雪っぽいエフェクトも消えた。

なので画像『生成』としてはGPT Imageの方が上で、画像『編集』はNanobananaの方が上、という感じです。

動画

  • ChatGPT → Sora 2
  • Google → Veo 3.1

圧倒的にVeo 3.1の方が上。

まぁSora 2 はほぼ無制限に作れるというのはある。それだけ。

なんかよくわからないがSora 2はTikTokみたいな動画プラットフォームを作りたいのか、専用のSNSプラットフォームで利用する感じになります(一応APIもあるけど、そっちの方は知らない……)

Veo 3.1の方は生成制限はありつつ5も、プロンプト追従率はこっちの方が上。生成物の比較なんてしなくても、Veo 3.1の方が上とだけ書いておきます。それくらい差がある。

Google Workspace(スプレッドシートとかのやつ)について

Google AI Proを使うとGoogle スプレッドシートとかでGeminiが使えるようになる……けど、なんか上手く動作してくれない。すぐエラー起こすし、大量のデータは読み込めないし……。

結局 gemini.google.com とか chatgpt.comに直接アクセスして、「A1セルにこういうのがあって、B1にこういうのがあって、C1にこうしたいんだけど〜…」と聞くハメになるので、恩恵を感じたことはありません。

Docsとかは使ってないのでなんとも。全体として「とりあえず実装してみました!」という感じが拭えないので、まだ実用に足るものじゃないな〜という印象。

まとめという名の雑感

一言でまとめると「”(Gemini含む)Google AI Pro” の方が一芸の性能は良くて、ChatGPTは『AIチャットボット』としての使い勝手が格段に良い』という感じ。ここら辺の評価は前回と変わらずかな。

一芸の性能が〜というのは言い換えると「画像生成(Whisk)とか動画生成(Flow)、Notebook LMとか独立してるサービスはすごいんだが、それらを統合して扱う”Gemini”の使い勝手は圧倒的にChatGPTに劣る」という感じ。

ChatGPTに関しては5.2になったことも地味ながら良アプデですが、画像生成の躍進が目立っている印象です。前回時点ではNanobanana一強でしたからね。画像生成に関して言えば現在は「一長一短」です。

総合的に見ると結局どっちも利はある、という感じです。AIを使って(画像・動画方面で)クリエイティブなことをしたい!とかじゃない限りはChatGPTの方が総合力は上になると思います。やっぱGeminiはGoogleのAIなのに検索能力が弱いのがつらみ……。

どっちか片方をサブスクしたいって悩んでるけどどっちがいい?と聞かれると、悩んだらChatGPTにしとけと言っておきます。Flow(画像編集=Nanobanana)とかWhisk(動画生成=Veo3.1)とか使いたいならGoogle AIプランでいいけど、チャットアシスタントとして肝心の調べる能力がGeminiには足りていません。

Geminiの回答はある種「その答えはこれ!」とわかりやすく言い切ってくれますが、その答えが間違っている場合の対処法がありません。ChatGPTのThinkingはちゃんと広範に調べて柔軟に答えてくれます。それは時に回りくどい回答になる場合はありますが、問題の解決には役立つはずです。

  1. それでも100%信じるかどうかはリテラシー次第。ただアプリの使い方を尋ねると「こういう機能があるよ」→「マジ?ファクトチェックして」→「調べた結果そういう機能はありませんでした。いかがでしたか?」みたいな役立ち方はする。イラッとするけど
  2. ちなみにビジネス向け契約だと入力内容は学習しないようになっていますが、今度はチャットの削除ができなくなります。なんだそれ
  3. 例えば私が電話番号を含むスクショをアップロードしても、その電話番号がそのまま学習されるわけではないと思う……
  4. (有料ならオプトアウトさせてくれ…という思いはあるが)
  5. Gemini上では1日三件ですが、それとは別にflowを使えばもっと大量に生成できる(上限はあるが)

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