唐突ですが「冷たい飲み物を飲むと体が冷える」と言う事実に気づかず生きてきました。
「いや、当たり前だろ」と思う人がほぼ全てでしょう。私もそう思います。
ただ、生来猫舌で生きてきた身からすると飲み物=冷たいものなんです。自販機の「あったかい」ですらアチッとなるので一泊置いて飲んでいます。
うどんも蕎麦も、冬でもぶっかけかざるで食べます。まぁこれは好みも大きいかもしれませんが……。
と言うわけで、飲み物=冷たいものと言う認識の人間が生まれたわけです。そして最近、「あったかいものを飲むと体もあったまるんだ!」と言う熱力学第一法則を発見しました。。
で、少し昔に買ったこの猫舌専用マグカップを引っ張り出して、最近マジで飲みまくっています。みなさん知っていましたか? 温かいものを飲むと温かいんです。
このマグカップはお湯を入れて2〜3分で飲める温度まで下がるけど、適温がずっと続くよ〜と言うすごいやつ。
白湯って普段飲まない人間からすると、普通のマグカップに入れたとき「すっごい熱いから置いとくか……」と言う状態か「置きすぎて冷めてる……」の二択しかない。白湯としての旬が短すぎる。
白湯の水割りという選択肢もなくはないけど、それも「あっついなコレ……」か「飲めるけど白湯っていうかぬるい水だなコレ……」ってなる。飲みたい白湯じゃないな……という感じ。
自宅でカフェオレ飲む時とかコーヒーと牛乳が3:7でも美味しいし、7:3でも美味しい。そういう適当でも飲めるのがカフェオレだが、白湯はそうでもない。
水割りするならジャストな割合があるが、そのジャストな割合なんて普段白湯飲まないから知らない。
だけどこのマグカップなら適当にストーブにかかってるヤカンなり、電気ケトルなりで沸いてるお湯をジャっと入れてちょっと置くだけで飲める温度になっている。しかも熱いが、アチッてほどでもない温度。
このマグカップはえらい。偉すぎる。適温が長く続くのでちょっとくらい忘れても平気だし、熱いからチマチマ飲んでも全然長持ちする。
冬に白湯を飲むと体があったかくなるという猫舌に難しい幸せを与えてくれるマグに乾杯。マグで乾杯。