いつもGeminiとChatGPTの有料プラン(3000円)を使っています。
今回はそれに加えてSuperGrok(月額5000円・3日間お試し)を使ってみました。
アップデートあれこれ
Gemini
大型アップデート?によりだいぶ変わりましたね。
Gemini 3.5 Flashが来たと同時に、3.1 Proとともに推論量が「標準/拡張」で選べるようになりました。まぁブラウザやアプリを開くたびに「標準」に戻されてるのはやめた欲しいけど1
3.5 Flashはかなりいい感じですね。Web検索のソースを出してくれないのは相変わらずですが、しっかり検索してくれてる感は伝わってきます。

使用量が明確になり、若干渋くなりました。これに関しては今までが大盤振る舞いすぎたというのはありますが、ちょっと一気に渋くなりすぎじゃない?と思わなくもないです。
まぁ動画生成とか24時間に3本までだったのか、5時間で一応使用量リセット、ということもあるので、良いところもあります。
動画生成といえば、Omniが来ましたね。
私が観測してる限り、生成は弱いが編集は強いという印象です。
生成に関してはなんかVeo3とそんなに変わってない気がする……
ここら辺はNanobananaと同じ感じがします。どちらも生成にそこまでのバリエーションはないけど、編集にはかなり強い印象です。
あと、AI Proプラン(3000円プラン)にYouTube Premium Liteが抱き合わせになりました。コスパの鬼。
ChatGPT
Instant / Thinkingともに5.5になりました(4月は 5.3 / 5.4)
5.5のInstantはかなり正答率が上がってるようです。公称だけでなく、実感としても上がっています。
それ以外は、Web版というよりCodexのアップデートが盛んですね。直近ではiOSのChatGPTアプリからmacOSを稼働可能になりました。
実際のところ、iOS上でmacのアプリが動かせるわけではないのでアプリ開発なんかにはまだ難しい2ですが、それ以外の思いついたことをパッと隙間時間に触れるというのは大きいです。
Codex以外ではあんまり目立ったアップデートも、Geminiにすごく勝る点もないかな?と思います。
ただCodexは本当にすごい。CLI操作可能、ブラウザ操作可能なのでできないことの方が少なくなってきました。
ブラウザ操作に関しては使用量が嵩むものの「頭を使って考えないといけない程でもないけど、調べて出てきた記事通りに動かさなきゃいけない」くらいの頭脳労働とも言えないが単純作業とも言えない作業に対して使うのがかなり良い。
やらなきゃいけないしものすごく難しいわけじゃないけど、すごく面倒に感じることをやってくれるので、正直月額3000円でこんなに恩恵受けていいの??と思ってる。
SuperGrokも使ってみた
SuperGrokも使ってみました。ただしお試しの3日間だけ。
使ってみて思ったのは、意外と使い物になるということ。初期のハルシネ祭りで良い印象はなかったですが、結構良かったです。
マルチエージェントだったりなんなりでChatGPTのようにネット検索をしっかりしてくれたりして「十分実用できるな??」と思いました。
動画生成は試すのを忘れていましたが、画像生成はまぁまぁ悪くない印象です。
文字が入らない点を除けば、ChatGPTのようなオタクよりの絵柄が出力できる感じ。
Gemini(Nanobanana)より絵柄の幅は広いですが、ただしプロンプト追従度は低くてポンコツな印象です3。
良い点と言えるかは人次第ですが、かなりセンシティブな画像も出力できます。同時に、センシティブな文章も出力できますね4
ただ私が使った時は画像生成の上限が渋くて24時間で20枚程度?だったらしい。すぐ使えなくなりました。
ただ画像生成もチャット部分も、どちらも意外と性能がよくて実は結構悪くないなと思いました。
ただ有料版を1ヶ月契約しなかったのは……高すぎるからです。
正直性能に関してはChatGPT / Geminiと実用上そんな変わらなんならそれこそChatGPT / Geminiでよくない??って感じがすごくします。
性能が大して変わらないのに、できることは少ないしできる量も少ないのはちょっと……
月額1500円プランは上位モデル使えないしそれならやっぱり1500円プランのGeminiでいいかな……5
現状は高級なおもちゃという感じ。遊ぶという目的なら一番良いけど(ゆるいから)、そこに月5000円の価値を見出す人は少数派だと思う。
画像生成ベンチマーク
いつもの。

日本のスタイルで、淡い線と淡い塗りで構成された女の子のイラスト。
こちらに向かって雪玉を投げてくる構図。
服は着物にインスパイアされた現代風のガーリーな冬の服装。
背景は透過する。画像は縦長。
背景はいずれも透過できてないです(ベンチマーク用に前と同じプロンプトを使っているため、透過の指示が入っている)
出力画像サイズはNanobanana2 > GPT Images 2.0 > Grok Imagine となりました。
あと、Grokはスマホアプリでやる時、画像参照が非常に失敗することが多かったです。添付してるのにしてないことになったり、添付してるのに無視されることはかなり多かったです。
ChatGPTはオタク向け。こだわらないならGeminiでいい
ChatGPTは5.5、Geminiは3.5 Flashが来ましたが、もう質問用AIとしての性能はそこまで差がないような気がします。
ただ答えに関してはそれぞれのクセがあり、ChatGPTの回答は緻密で間違いが起きないように、Geminiはわかりやすく伝わりやすいように、という明確な差があります。
こう聞くとChatGPTの方がいいような感じがしますが、正直一長一短です。
ChatGPTは絶対にユーザーが間違いを起こしてほしくない前提で、ユーザーはアホだという前提で返答してきます。
これはそれなりに詳しい分野だと「いや、そんなこと言われんでもわかってるよ」となるし、全然知らない分野だと「はえ〜なるほどなぁ」となるくらいの細かさです。
Geminiはとにかくわかりやすい回答をしてきます。
これはそれなりに詳しい分野だと「なるほどね。はいはい」となるのですが、全然知らない分野だと「なんかあっさりしすぎてない?もっと詳しく教えて欲しいんだけど……」というくらいあっさり。
ChatGPT 5.5 Thinking 拡張 / Gemini 3.5 Flash 拡張(ChatGPT側は太字を赤字にカスタマイズしています)
それぞれ良く言えば「ChatGPTは可能な限り詳しく」「Geminiは可能な限りわかりやすく」と言った感じ。
個人的にどっちが良いかと聞かれると……本当にケースバイケース。基本はChatGPTに聞き、回答がうざったい場合はGeminiに聞いています。
あと、いわゆるマルチモーダルにGeminiは強いですね。テキスト以外の情報(画像とか)を参照させる場合、Geminiの方が的確です(決してChatGPTがダメというほどでもないけど)
どちらにサブスクするのがいいの?と聞かれるとCodexかGPT Images 2.0に魅力を感じないのであればGeminiでいいかなという感じ。
繰り返しますが、Gemini ProにはYoutube Premium Liteがついてきますからね。コスパは断然Geminiです。
逆に言えばChatGPTのCodexは現状かなり強み……ただGoogle側もやがてGemini Sparkを出してきますし、やがて差は少なくなるでしょう。
なので現状、ChatGPTはかなりオタク寄りです。Geminiも(回答があっさりしているとはいえ)間違ったことを言うことはないので、気になるなら自分で深掘りしていけばいいんじゃないかな〜という感じ。
- とはいえGoogleの「毎回とりあえず拡張で計算資源使うのやめろ」という気持ちもわかる ↩
- 逐一挙動を確認できないの意 ↩
- より正確にいうとある程度まではちゃんと聞いてくれるけどなんか突然ぶっ壊れる ↩
- そういう方面だと実はGeminiもセンシティブな文章を出せると巷で聞きましたが、さすがに試してないです ↩
- ChatGPT Goは流石にない ↩
↓最近読んで面白かった本。ぜひ
