以前ネットで話題になっていたチート使用者についての回、そういえば地上波はあんまり見ないけど、ねほりんはぽりんは毎週録画予約してたな〜と思ったので見てみました。
ねほりんはぽりんに出てたチート使用者……正確には途中から販売してた人の話だったが、簡単にまとめると以下のような感じ。
- チート歴3年、逮捕されて足を洗う
- 最初は解析・リークを興味本位からやってみて、そこからさらに興味本位でチートしてみたら案外上手くいってそのままずるずると……
- 自分のブログで無料公開していたチートが転売されていたのでそれなら自分で売るとなって販売者に
チートを売る側も、買う側も、モチベーションが必要
番組内で語られていたことだが「敵が即死するチートは面白みがない、バレやすい」ということで人気がないらしい。
普段FPS界隈にいるのでチートと言ったらオートエイムとかウォールハックとかがパッと思い浮かぶんだけど、じゃあそのオートエイムとかウォールハックは面白さがあるんだろうか……?とちょっと疑問に思った。
確かに時たまYouTubeとかでチート使用者に対して立ち回りで勝つ動画を見たりする。
負けた後の観戦画面でチート使用者の立ち周りやエイムを酷評する動画も見かける(誰かが見てるとわかったらチートをオフにするプレイヤーはかなり多い)
実際、確かに見ててひどい動きをするチートプレイヤーは多い。
確かにオートエイムやウォールハックはかなり有利になるのは間違いないが必勝できるわけではない。チートを有効化していても負ける人はいる。
そういうたまに負けたりするのが面白さにつながったりするのだろうか……? オートエイムやウォールハックを使う人たちはそういう負けが楽しい!と思うことはあるんだろうか。
……ないだろうなぁ。
ねほりんはぽりんで語ってくれたセイヤさん(仮名)は解析・リークで掲示板にて神扱いされたことから始まったと言っていた。
その後のチート公開・販売も褒めてくれる人がいたから続けていたと言っている(お金が手に入るってのはあるだろうけど)
結局のところ、販売にしろ使用にしろ、そう言った承認欲求が満たされるという要素が大事なんだろうな〜って思った。
ここからは妄想だが、そもそもチート使用者は努力とか駆け引きとかそういう要素を全て「タイパが悪い」という言葉で誤魔化しているに過ぎないと思ってる。
上達しない・できない自分でも「上手いと褒められたい」という承認欲求でしかゲームができないタイプなんだろうな〜って勝手に思ってる。
例えば私はValorantはまだゴールド帯で全然うまくはないが、敵を1人もキルできないとしても味方が応援に駆けつけるまで一人でサイトを守り続け、結果勝利にこぎつけた……みたいな体験だけでもかなり面白いと思っている。
誰に認められなくても、少なくとも自分だけが自分の頑張りを認められたらそれで満足できる。
チート使用者はそういう繋がりに飢えているというか、努力とかそういう過程を楽しむことができない人じゃないかな〜と思ってる。
(これとか見てて自分が道化になってることも分かってなくて可哀想と思った)
最強装備はこれだ!
という文言はよく見るが、結局チート(?)でよく売れるのは「最強装備パック」というものだったらしい。
読んで字の如しで、最強装備が詰まってるよ〜という者らしい。
この「最強○○はこれだ!」みたいなのってかなり昔からある。
こういう文言、MMOならまだわかるんだけど例えばモンハンとか果てはApexLegendsの検索でも見ることができる。
なんというか、そんなの時と場合によるだろとしか言えないゲームでも見かけるのでおそらくかなり訴求力があるんだろうと思う。
なんかいつの時代もこういうのが結局検索ワードとして最強なんだろうな〜って思った。うちのブログも最強つるぎろぐとかに改名しようかな。
最後に感想
セイヤさんを見てみると、結局使用者にしろチート開発者にしろ、人間なんだな〜って思う。
セイヤさんは警察が家に来た時の感想を「チート(という承認欲求を満たす犯罪)の依存から抜け出せる安心感があった」と言っていた。
この一言、結局犯罪をしたくてしてる人はいないだなってしみじみと感じるし、やっぱチート使用者・販売者も人なんだなって思った。
SNSとかで見る販売業者は極悪人、YouTubeで見る使用者は小根が腐ってるやつ、みたいな印象しか抱いてなかった。
でもそういう偏見を取ってみたらやっぱりどこか弱い人なんだろうな、とも感じる、そんな一言だった。
ただ同情できる点はあれどすることはない。
使用者にしろ販売者にしろ、ゲームをつまらなくしているのは間違いない。犯罪行為をやってると自覚して欲しいし、一度は捕まって反省してほしい。